失敗しないためのポイント

手術を受けようとされる医院でどのようなメーカーのバッグプロテーゼを扱っているのかをご確認ください。内容物が安全でかつ破損が起こり難く耐久性に優れ、万一の場合に補償が付いているかも重要なポイントです。
術前やカウンセリング時にバストサイズのみならず皮膚の形状や胸郭の形、ご本人様の具体的なご希望等に合わせたバッグのタイプ選びをしてもらって下さい。形や大きさが合わないと合併症が起こりやすくなり、生涯様々な問題が起こる原因になることがあります。
大きさ・形・柔らかさも重要ですが、充填度(プロファイル)と高さ(プロジェクション)もmm単位選べます。ハイプロファイルはリップリングやペコペコ対策に、プロジェクション選択はカップ数をご希望通りに出したり不自然なリップリング対策にも非常に有効です。
在庫にあるバッグを使用されるのではなく新品発注してもらい、手術日にご本人様目の前で消費期限やメーカー名、ロット番号等を提示してから開封して頂いてください。
どこどれだけの大きさのをつけられるのか、どの層に挿入されるのか、或いは何故その方法がお客様に最も適しているのかの理由ご確認して下さい。
手術の合併症種類程度、それを予防する手術手技上の工夫や圧迫固定などの術後のケアが行き届いているかどうかも重要です。
カウンセリングや打ち合せ、手術をアフターケアは、それらのどの段階でも経験豊富同一Dr一貫して担当してもらいましょう。
挿入されたバッグのメーカー名ロット番号を記載したカードや専用シールを術後受け取って万一の場合に備えて下さい。
  1. 当院では上記1〜8全てご確認頂けます。またメニューも充実しております。その他にもご心配な点等がございましたら、お気軽にドクターにご相談ください。

他院様の修正

症例1「他院で起こった被膜拘縮の治療」
高度な被膜拘縮に対して、オープンカプスレクトミーという施術を施した症例です。術前診断はBecker の被膜拘縮分類GradeV(高度)で、非常に稀なケースなのですがインプラント抜去後の漿液貯留によりカプセルを形成し高度な石灰化が起こっていました。貯留漿液を吸引して被膜をまるごと除去しました。

症例2「他院で起こったSub-Q注入後のしこり治療」
ヒアルロン酸(Sub-Q)でもしこりを形成することがあります。指圧すると暫く凹んだままの不自然な形状になることもあり、いずれ吸収されてしまいます。バストの大きさや形を維持しようとしてヒアルロン酸が残存中に脂肪注入をすることを想定すると、今度は脂肪の生着率に影響が出てきます。

症例3「他院で起こったシリコン注入後のしこり治療」
逆になくならない注入物も更に高いリスクを伴うことがあります。
25年以上前に注入されたシリコンを摘出した症例です。向かって左の赤いものは被膜ですが、被膜を破くと一見容積が大きいものが出てきました。この様に被膜が異物を締め上げている様子がよく判ります。


無料メール相談 無料カウンセリング予約